産科医減少は少子化が原因!?
柳沢発厚労相の、「産む機械」発言はマスコミと野党による揚げ足取り、「健全」発言も揚げ足取りではある。
人間のように一組の雌雄による少産少死型の繁殖形態をとる生物群では、一組の雌雄から2個体以上の次世代が育つのが、個体数維持のために健全な「状態」と言える。そうはいっても、格好の叩かれネタを提供してしまうのは、閣僚として脇が甘いと言うか、資質の無さを露呈するものと考えられる。他の分野では優秀な人材なのかも知れないが、少なくとも厚労省のトップがする発言ではあるまい。
そう思っていたら、衆議院TV 枝野議員の24分の箇所。
枝野:医師の数が減っているのは産婦人科と外科だけ。何故だか知ってるか?
柳沢:産科に関しては、出生数の減少で医療ニーズが低減したことの反映、と承知している。
だそうだ。他の答弁も聞けばわかるが、医療の現状にはあまり関心がないようだ。これ以上この人を厚労相として国会の答弁の場に立たせるのは可哀想だと思う。
この記事へのコメント
残念です。
そしてビックリです。
大野病院事件の重要性が全く理解できていない、看護師と助産師の資格の違いすら認識できていないような厚労大臣は本当にいらないですね。
今春、国試に合格する医師、看護師、その他のコメディカルの皆さんの免許証に柳沢の名前が入るのかと思うと、心より同上申し上げます。
既に柳沢大臣の名が入った免許は、少数ながら交付されているはずです。大臣の去就によってはレアもの免許になるかもしれませんね。